沖縄県那覇市遺言・相続専門 行政書士 城間 恒浩 のＪＡＺＺＹ（ジャジー）なブログ

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少しずつ分かってきている。


沖縄県那覇市のJAZZが大好きな遺言・相続専門の行政書士、ジャジーこと 城間恒浩 です。


JAZZヴォーカリストAbbey Lincoln（アビー・リンカーン）の「Left Alone」を聴いてます。
曲名の邦訳は「ひとりぼっち」とでも言えばいいのかな。

寂しげな曲です。
色々な方が歌ってますが、一番寂しげです。
曲名にピッタリかも・・・

アビーはJAZZドラマーのマックス・ローチと一時期結婚生活を送っていたようですね。
定かではありませんが、別れた後に歌ってたのであれば、感情がこもっているのは当たり前かもしれないですね。



今日は父方の祖母の七回忌でした。
６年前の今日の夜亡くなった。

僕は死に目に会うことができませんでしたが、僕の母親が看取ってくれた。
９６歳でした。

大きな病気もすることなく、元気なおばあちゃんで、８３歳までテニスをしてましたし、友達とよく遊びに出かけてました。
社交的で楽しいことが好きなおばあちゃんだった。

おばあちゃんが亡くなった同じ年の１月には、僕の父が亡くなってましたので、僕と弟は父親の代襲相続人として、おばあちゃんの相続に関わりました。

そのころは、この仕事もしてませんでしたので、何が何だかわからないまま、ネットや本の情報で、遺産分割協議をを作成してましたが、今見返しても突っ込みどころ満載です。

幸い相続財産の中には不動産がなく、預貯金だけでしたからどうにか相続手続きも完了しましたが、本当に不安で、何をしたらいいかわからず、大変でした。

そんな経験もあって、相続専門の行政書士となったのです。
祖母や父親の死が、僕をこの道に進ませたのです。


今朝は、父回忌の法要があったので、親戚が何名か集まってきました。

そこで、大昔の曾祖父母の写真を皆で見ながら、情報交換したんですが、新たな事実もわかりました。



祖母の七回忌の法要に集まった親戚。



僕の曾祖父母はアメリカのカリフォルニアでホテルを経営していたそうです。
その時に曾祖父が銃撃戦に巻き込まれて、亡くなり、曾祖母は子供三人を連れて日本に一時帰国したそうです。

その子供のうちの一人は、帰りの船の中で、亡くなったと聞いています。
長男が僕の祖父で、沖縄の曾祖父の兄弟の養子に入り、祖父の妹は曾祖母の出身地長野県の実家に預けられたそうです。

曾祖母もそのあと、カリフォルニアに戻り、そのまま人生を終えたと聞いています。
曾祖父母のお墓はカリフォルニアにあるはずなんです。

ですが、今日集まった親戚も誰も知らなかった。

祖父も晩年は自分の両親のお墓を探すためにカリフォルニアに渡りたいと考え、英語の勉強もしていたそうです。
僕は祖父の遺志を継いで、曾祖父母のお墓は探し当てたいと思っています。


そんな中、一つ新たに分かったのが、曾祖父母の経営していたホテルの名前。

ホテルの名前は「南海（なんかい）」。

僕はそれまで、「南華（なんか）」と聞いていたので、新たな情報でした。
ただ、物証を観ていないので、なんとも言えませんが、年長の親戚の情報ですから、信ぴょう性は高いかもしれません。

カリフォルニアの日本人街で経営していたそうです。

偶然なんですが、僕は娘が生まれたら名前を「みなみ」としたいと思っていたんですが、漢字をあてると「南海」も候補に挙がっていたんです。

結局、娘を授かることがありませんでしたが、今日、その話を聞いて、僕のご先祖様も同じ感覚を持っていたんだな、と感じたんです。


沖縄を遠く離れて、カリフォルニアで生活する中でも、南国沖縄の美しい海を忘れたくなかったんでしょう。
僕も沖縄を離れ東京に住んでいたころには、同じ気持ちでしたから。


祖母の七回忌の日にご先祖様の情報を得られました。
まだまだ分からないことは多いので、ルーツを探りたいと思います。


もしかしたら、遺言書を書くのと同時に、自分史も遺したほうがいいかもしれないですね。
子孫が自分のルーツを探るときに役立つかもしれません。


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